

特長
CL1Bは、Lydkraft社TUBE-TECH製品の中でも名実共に定番の“The Compressor”です。
多くのエンジニアから「ハイファイで温かみがあり、自然なサウンドが得られる」と評価されています。
各種楽器やボーカルのレコーディングにはもちろん、MA作業でのナレーション録りにも最適です。
また、各コントロール部分の調整範囲が広く設定してあるため、より積極的な音作りに利用できる柔軟性も兼ね備えています。
ゲインリダクション回路はインプットトランスのすぐ後に位置しており、サイドチェインアンプでコントロールされた
2つのタイムコントロール回路(アタックとリリース)が含まれています。
2つのタイムコントロール(アタックとリリース)回路は、セパレート(Manualor Fix)もしくはコンビネーション(Manual/Fix)として使用できます。
この回路の全体的な制御は、セミコンダクターオペアンプで行なっています。
またレシオのツマミは、連続可変がスムーズなノンクリックタイプを採用しています。
これにより、規定値の圧縮比率に束縛されない自由なセッティングをすることができ、楽器やボーカルに合った微調整が可能となります。
出力段には真空管式のプッシュ-プルアンプを採用しており、-∞~+30dBmまでゲインを可変できます。
フロントパネルには、3ポジション(Off,Bus1,Bus2)の切り替えができる「Bus-selector」スイッチがあり、
複数台のCL1Bをリンク(最高10台まで)する時に使用します。インプットとアウトプットは静電シールドつきトランスを使用し、
完全バランス、フローティング仕様となっています。
動作歪の少ない、オプティカル素子を使用したゲインリダクション回路
真空管式プッシュ-プルアンプ搭載
連続可変がスムーズなアタックとリリースつまみ(MANUAL,FIX/MANUAL,FIX選択可能)
ゲインレンジ: -∞~+30dBm
レシオ: 2:1~10:1
スレッショルド: +20dB~-40dB
周波数特性: 5Hz~25kHz(-3dB)
クリックノイズを発生しないCompのIn/OutKey搭載低ノイズ:-75dBu以下
ImputCompression+Output表示切替が可能なVUメーター